"病気の話(特発性両側性感音難聴)"カテゴリーの記事一覧
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クローン病の事ばかりだったので、耳の事にも少し触れようと思います。
難聴の発病経緯について。
(発病の段階では感音性とは言われず、難聴とされましたので記載を一部変更しています。)
大学後期、卒論を仕上げながら就職活動をし、
昼夜バイトにあけくれ…
完全に体内リズムを崩してからというもの・・・
当時の私はとても酷い耳鳴りに悩まされておりました。
それはもう睡眠に支障が出る程度に…。
そんな折、新卒で入社した会社で健康診断があり、
意を決して巡回医に相談します。
「耳鳴りが酷く、睡眠に支障が出ている。
このままで大丈夫か」と。
でも、その返答はあっけないもので
「耳鳴りで悩んでいる人なんてそこかしこにいるから、
気のせいだと思って諦めて。耳鳴りに薬は無いから。」
とのことでした。
田舎育ちな私が神経質すぎたのかなと…
みんな悩んでいるなら致し方ないかぁ・・・なんて。
それからは数年間放置するかたちとなりました。
放置。これが一番いけません。
そんなある日、その音がぱたっと止みます…
ああ!良かった…!!治った!なんて、
その日はぐっり眠れたのですが、後々不都合が出てくるわけですね。
一定の音程が聞こえないのです。
・炊飯ジャーの炊きたて音
・電子レンジの停止音
・玄関チャイム
・受話器のプッシュ音
・自動車のバック音
おかしい・・・
壊れたのかなと思いましたが、そんなに一斉に壊れるわけがありません。
急いで病院に行きましたが、もう手遅れです…。
高音域の…一定音のHZがほぼ聞こえなくなっていました。
(※後の診断で、聞こえなくなっているのではなく判別できなくなっているとのことでした)
五感の不調を放っておくのは 耳以外でもそうですが、実は一番いけない行為です。
感覚治癒は時間勝負で、
遅ければ遅いほどだめなんだそうで・・・
耳に至っては2、3日中に来てほしいくらいだ、と今の主治医が言っていました…。
もし、他の病気でこのブログをさらっと読んだ方で耳の不調・耳鳴りでお悩みの方がいらっしゃったら速やかに医療機関を受診することをおすすめします。
軽度なら経過見を…なにもないならそれでいいでしょう。
手遅れになるよりはずっといいですよ。PR
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